2010-10-24

寒中コンクリートと加熱養生

221102 寒中コンクリートにおける型枠の取り外しについては、加熱養生の終了直後に行い、部材表面温度を速やかに外気温度に近づけた。


どうです?
新出問題ですね。当日間違えました。

今日見たら、加熱養生の終了直後、というところに目が留まり。





合格物語で、加熱養生、とケンサクしてみたら、全問PCa版の問題でした。けれど、ここでよくよく解説を読んで理解していたら、正解できた問題です。

☆加熱養生のポイント
・部材の内部と表面部分での温度差が大きくならないようにする。

⇒温度差が大きいと表面部にひび割れが発生することがあるため。


☆温度差を大きくしないための、対応策。
1 急激な温度上昇、または、温度下降を避ける。

2 加熱の際は、20℃/hを守る。




というわけで、PCa版の加熱養生も、寒中コンクリートの加熱養生も基本的に考え方は一緒ですねーー




問題に戻ると。

寒中コンクリートの場合、部材の内部では水和熱が発生(=温かい)、表面付近では外気温に近づく(=温度下がる)ため、やはり温度差が発生してしまう要因が。

⇒型枠のとりはずし後24時間中に、温度下降が大きくならないように注意する。



寒中コンクリートは、打設時に凍害を受ける可能性もあり、その意味でも部材内外の温度差に気をつけないといけないようです。




うーん、タブンこの問題を解いている時間帯って、試験の最後の方なので、相当判断力が鈍ってる頃ですね。

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