2017-02-18

構造、身近なところから

コツコツ、やっても(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
なかなか一足飛びにいかないけども。

少し、超キホン的なことがアタマに入ってきたら。

あら。
だんだん、ゴマさんの構造の授業で宇宙語だったことが、日本語として聞こえてくるじゃありませんの?

今度は、自分がこれまでに実務で関わったことのある建物の構造について、どう出題されているか、調べてみました。

元ドボク系出身の私としては、建築の実務経験が少なかったす(当時)。
構造計算書・構造図に触れる機会はなおさら少ない状態でして。
数少ない建築実務経験だけども、ピンポイントで親近感の持てる範囲からまずは掘り下げることに。

1 実務でやったことのある構造形式から

普段、お仕事でどんな建物に携わってますか?
木造?RC造?S造?SRC造?
ラーメン?それとも壁式?
耐震とか免震とかもやったことあり???

私がやったことあったのは・・・
S造の鉄塔の基礎設計(携帯電話の基地局)を13件くらい。
一級建築士の方に手とり足とり・・・
柱状図を読み、その一級建築士の方のお手製エクセルで、鉄塔の基礎と杭の設計をちらっと。
杭偽装で問題になった某社の杭、安くて工期短くて最適だったんですけどね・・・

それから、SRC造(高等学校)。
構造一級の大センセーがいらしたので、構造図に慣れることくらいが精いっぱい。。
以上。

少なーッ。笑
というか、特殊すぎる・・・

とはいえ、この条件でどうにか一級建築士の試験を突破しないといけないので・・・
少しだけ身近なところから、知識を深める方向で文章題を読み直しました。

当時の構造図とか計算書とか、手元にあればなおさらいいのですが・・・
もちろんないので・・・
(最初の会社は破産した時に一部もらってきたのあるにはあるけど・・・

2 あれ?コレ、わかるかも?っていう感触がある。

意外だったのが。
地盤・地業・杭辺り。

鉄塔建設時代に泣いたおかげもあってか、古い記憶をどうにかたどることに成功。
ゴマさんに、講習会でいろいろ教わった中でも、知識がつながるのが早かったんですよね。
(あくまで、他の項目に比べて、という意味。)

アレ、なんか、これ、意外と点数取れそう?
ってなりました。

逆に、あぁこうゆう理由でこんな構造設計になったのねーーー、というのも、少しずつわかるようになりました。
N値からの地盤耐力の計算式も、砂質土と関東ローム層(粘性土)で違んだったなー、とか。

去年(H28年)の問題です。(JAEIC合格物語から引用)
28211
標準貫入試験のN値が10程度の粘性土地盤は,地上6階程度の中層建築物の直接基礎の支持地盤として十分な支持力を有していると判断できる.
ですね。
おおおお。
ドンピシャ。
こうゆう問題、私にとっては、数少ない点取り問題だったんですよね。笑

実際、関東ローム層(粘性土)でN値が6とかフツーに出てました。
問題文にあるように、確か直接基礎にしてましたかねぇ。

私の中では、どっちかっつーと、N値10だと結構締め固まってるイメージで、迷わずオッケー!です。
(関東以外の方、イメージ湧かなくてごめんなさいーーー)。

3 自分が関わったことのある建物、てのが、ミソ。

やっぱり、とっかかりがないと、先に進みづらい。
でも、実務で関わったことのある建物の構造についてだったら?
興味がわくし、いざとなれば構造担当者に、話を聞くことも可能かなと。

構造計算は保有水平耐力計算?
許容応力度等計算?
地盤はどんなで、基礎は杭?べた基礎?とか。

そんな目線で問題と実際の計算書をにらめっこ。
建物規模から、法令集を開いて、法20条→令36条→令81条への流れを確認してみたり。


どうでしょう?
たまたま、私の場合は、ピンポイントで地盤・地業・杭だったわけですが。
興味の範囲を、S造につなげ、RC造へ、そしてSRCを把握してから、最後木造に戻りました。

参考になるかわかりませんが、こんな具合で構造へたの横好きへの第一歩をぜひ。

0 件のコメント:

コメントを投稿