2017-12-03

新国立美術館の安藤忠雄展と2回の講演と

24日は、会社が休みとりましょうデーだったので。
丸々一日を、安藤忠雄展に捧げました。

Twitterやなんかで、いろいろと情報が回ってくるので、早くいきたーい!と思ってたのだけど。
やっとです、新国立美術館(故黒川紀章氏設計)。
いまのところ一級建築士の試験では未出題?
10年目だけど、10年て早いですね。



すごい人出で、なかなか、人が中に入らない状態でシャッターを切ることが難しく・・・
この角度ですが・・・
(スミマセン、気合い足らず

モックアップですけども。
増築申請する羽目になったとか。
ホンモノのコンクリートでないという話題もありつつ、私はこの記事が好き。
http://www.archifuture-web.jp/magazine/253.html


とりあえず、これから行く人には、おススメしたいのが以下二つ。

  • 音声ガイドを借りるべし
  • 会場出たとこで売ってる作品リストは激安なので買うべし、タイミング合えば本人のサインももらうべし

で。
本題。

安藤忠雄さんといえば、ボクサー出身で独学で、というのが必ずついてくるのですが。
その日あった講演会の最後で、「独学」について質問された方がいらっしゃいました・・・

ぴしゃり、一言。
学校行きなさい」(大阪弁再現できず


「独学でやるならば、学校行った人の三倍は本を読まないといけない。」
「うちに手伝いにくる学生には、とにかく仕事の合間でも本を読めと言っている。」
「今、全国に子供向けの図書館を建てようと思っている。」

そういったことを繰り返し、おっしゃってました。
三倍・・・
三倍どころか、1/3も読んでない・・・

「学校行った人だって、よぅ本読んではりますよ」

み、耳がいたい・・・
その日2回あった講演の両方とも拝聴しましたが、他にもいろいろと思うことがたくさんありました。

私とかからしたら、もう住吉の長屋とか、レジェンドですからねー
会場には、住吉の長屋の手描き(ご本人でなくて所員の方のかな?)の図面があって、ずーーーーーと眺めてました。

「隣地境界線の上に隣の柱芯がきている!?(長屋だから)」
「敷地いっぱいいっぱい建ててるのに建ぺい率60%・・・?・・・あ、(察し)←中庭」

やっぱり、直に生の手描き図面みるの楽しいですね。
CAD図にはない勢いがあって、もう。
なんか印刷物とかでもあの雰囲気は消えてしまうような気がして、その日は結構な時間、あの住吉の長屋の図面の前で過ごしました。
ムネアツです。

今年6月にパリへ行った時、近所を通過して、帰ってきて、もしやアノ工事現場!?と思ってましたが、新しい美術館の場所も特定しました。

「もぅ、新しい建物いらんやろ、って施主に言うてます。」

これからやっとそうゆう時代が来ますね。

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